自転車と双眼鏡~鳥観て星観て~

双眼鏡「初心者」が自転車に乗って鳥を観たり、夜は星を観たり。

2022-01-01から1年間の記事一覧

寒波のクリスマス・イヴ

列島中が凍えている中、朝から湖畔に立つ。 耳が痛くなるほどの冷気の中であっても彼らは平然と佇む。 クロツラ今日は11羽 我々が指を漬けるならば、ものの数分で感覚が無くなるだろう 水温のはずだが、彼らは夜通しそこに居る。 鳥の脚の熱交換機能を見たが…

仲の良い親子

今年も干拓に鶴がやってきた。 やがて雪になろうかという気温の中でも野鳥たちはとても元気だ。 さすがに二輪で鳥を観て回るには少々骨なので、クルマで移動する。 ・・・いた! ナベヅルの親子 ほぼ親と同じくらいの大きさだが、頸が黄褐色なのはおそらく子…

1羽違うのがいます

暫く訳あって自分で外出が出来なかったが、久しぶりに娑婆に出ることができた。 もう「彼ら」がやって来ている頃だろう・・と思ったら、案の定。 もう寝ている?? この日は9羽を確認した。水が引いた澪筋に並んで休んでいるようだ。 足環をした個体がいな…

古の天下人も観た月か

442年ぶりと言う1時間半の天体ショウは、時間の経つのもアッと言う間だった。 満月がじわじわ蔭り、欠けてゆく・・・まさに地球の影が月に写り込んでいる。 何とスケールの大きいことか。 撮影は三脚にカメラを設えてバルブで行った。うまいこと月の周りに…

シロハラ来る

庭木の根元でガサガサ・・シロハラである。 今年もやって来てくれたか! 今日観た鳥:シロハラ、メジロ、ヒヨ、ジョウビタキ♀、ヤマガラ、シジュウカラ、 モズ、キジバト、エナガ、カワラヒワ、ルリビタキ♂、ウグイス、オオバン、 カイツブリ、アビ(にして…

ジョウビタキ来る

家の庭木でチュリチュリ・・と何やら聞き覚えのある声が。 メジロである。冬になったらみかんをあげているので、覚えているのだろう。 そしてご近所の屋根には、秋の使者がいた。 いらっしゃい めすのジョウビタキである。ヒタキの類を見ると一気に秋を感じる…

早起きは三文の徳

台風一過、一気に涼しくなってきたので朝早くから自転車に乗る。 すると、道中の路肩で栗を拾った。 この栗、どういただこうか。 これはくりごはん一回分に丁度いい大きさと量だ。 ポケットに入れてまた走り出す。 やがていつものところで美声が聴こえてくる…

やはり今日も行く

鳥に飽きた訳ではないが、気分がこのところすっかりガキの頃に戻っている。 今日もサオ担いでマザーリバーへ。 ゆるーい流れを眺めながら・・・ 前回はハヤの類の小物ばかりだったので、今回はより大きなものを狙う。大きい とはいってもせいぜいがコイまで…

たまには鳥観以外のことも

気が付いたら前回の分から、ほぼひと月経っていた。 ネタがなかった訳でもないが、わざわざ書しておくようなことでもない。 仕事の気分転換もしなければ・・・さて、こういう時は本来の趣味である、さかな 釣りへ行くのだ。一路、子供の頃から通うマザーリバー…

ヒバカリのうたた寝

8月に入ると、木々の青さがいっそう深まった。セミの声が頭蓋を揺さぶる。 この時期のターゲットはキビタキだ。冬のルリビタキと対をなす小鳥である。 さて、囀りはしきりに聴こえるものの、声の主の姿は一向に見つからない。 緑と空気が濃い 林の中は梢の…

鳥ガチャをやってみた~まんまるかわいい小鳥ライト4~

日頃ガチャポンなんてやることはないのだが、今日ばかりは違った。 ふと目を向けた先に「小鳥たち」がいるではないか。 これが飼い鳥だったならば、眺めるだけでおしまいだった筈だが、 中身が野鳥たちだったことでついつい硬貨を投入することとなった。 人…

感覚を総動員する

かつてない6月中の梅雨明けにより、一気に真夏日となった。 こうも暑いと折角の可愛い鳥達に逢いに行きづらく・・・とはならない。 暑くとも鳥たちのくらしはあるわけで、こんな日でも彼らは何をしているのか? 近くの造成地に出かけてみる。 素晴らしい快晴!…

アオサギの静と動

昨日の雨で茶色く濁った水が流れ落ちる関で数羽のアオサギを見かけた。 このアオサギ、水面をじいーっと見据えて餌を待っていることが多い。 まずは右向き もっとも、この個体は頸をすっと伸ばしたモデル立ちをしていた。この姿勢で 動かざることしばし・・・そ…

田んぼは見飽きない

田植えが済めば、今度はカエルの声が聞こえ始めた。 カエルだけではない。トンボにウンカにミズスマシ。マツモシムだって水面に ぶら下がって泳いでいるのが見える。虫達も盛んに動いていた。 じきにホウネンエビやカブトエビなど古代を偲ばせる虫達も現れる…

鳥たちのレストラン

田植えが始まった。代掻きから田植えまであっという間に済ませていく。 水が張られた田んぼには、食べ物になる生き物が一気に増えるため、色んな 動物たちの楽園になる。(食ったり食べられたりの関係ではあるが) 鳥たちにとっても、いわば食べ放題のレスト…

カワラヒワのごはん時間

カワラヒワが無心に木の葉をパクついていた。いったい何の木だろう。 ♪この木何の木気になる木(実に名曲) さて、動物はある一定の物しか食べない種も多いのだそう。そこを行くと ニンゲン様の雑食ぶりが改めて際立つ。 何をそんなにパクつくのか このカワ…

造成地のコアジサシその3

観るだけでは飽き足らず、ついにカメラまで引っ張り出し、三度出掛けた。 早朝から群舞が見られ、鳴き声も大いに賑やかである。 パッと観てやはり100羽以上はいると思われる。餌を運ぶ親鳥も多く観る ことができた。 照準合わせが困難 腕が稚拙ゆえに飛び…

造成地のコアジサシその2

造成地でのコアジサシの群舞とシロチドリの親子を観て、また会いたくなり 再び現地を訪れた。 カンカン照りの晴天だったが、青空にコアジサシの白い翼は良く映える。 今日は100羽ほどいただろうか。ほとんどがコアジサシで、シロチドリが 少し混じる程度…

造成地のコアジサシ

新たに造成された土地は一見、何もいないように見えるが、こういう場所こそ 格好の観察ポイントになるかもしれない。 造成地にて 造成地の上空でピュイ!ピュイ!と鳴きかわす声が聴こえたので、見上げると カモメとツバメが合わさったような外見の白い鳥が…

桑の実

先日、草苺の話しを書いたが、今回は桑の実である。 熟れると黒く、何かの虫を連想する人もいるくらい、あまり見てくれのよい 実ではない。 これがまた旨いのなんの・・・ しかし、ポリフェノールをはじめ、ビタミン類、体内の余分な塩分の排出に 効果的なカ…

勝間光学よ再び(賞月観星6×30)

賞月観星6×30発売!

コチドリ?イカルチドリ?さあどっち!?

GW最終日の朝、思い立って鳥観をする。今日はある圃場整備地に行ってみた。 小麦が稔り、やがて刈り取りを待つところだ。(このあと、水稲を植える) 徐州、徐州と・・♪ さて、圃場整備地区は人工的な環境ではあるが、それはそれで鳥たちは逞しく生きて いる…

その時期ならではの味

子供の日でいったんGWが途切れ、行楽地からはどっとクルマが帰途に付きだした。 どの車にも遊び疲れて居眠りしている子供の顔が見えた。 道路の傍らに野いちごを見つけた。春先に真っ白な花を付けるので、良い目印と なっている。その紅い実を3つ4つ口に放…

夜明けとともに

このところ、目覚めが早い。ともすれば5時前には起きてしまうことも。 こんな時は愛車をさっと引き出して出発だ。 早朝の風を切って走行・・・朝日を浴び、鳥の声に包まれながら走る。 風の中に草花の薫りも混じる。季節の移ろいを感じながらの贅沢なひと時…

ツバメ来たりなば

朝霧に煙る湖面で多数のツバメが水面ギリギリを軽やかに舞っています。本当に「軽快に」という表現がピタリ当てはまる飛び方です。 すごい急旋回でした!・・・一体何Gが掛かっているのだろう。ウグイスの美声のあと、ツバメの姿を見始めたらもう春近しです。…

気づけば春のかほり

寒気も緩む頃となりました。 冬の間、茶色で静かだった野山に少しづつ「動き」を観ることができるように なってきました。 そんな中、メジロやヒヨといったポピュラーな顔ぶれの中、初めて観る顔が! とっさにスマホで双眼鏡コリメイト撮影。最初はカワラヒ…

カチガラスの夫婦

仕事帰り、道端に生えている木にカチガラスの巣を見つけました。 近くに巣の持ち主と思われる夫婦が止まっています。 カチガラスのおうち ガチャガチャ・・という独特の声で何かを話し合っています。 鳥の夫婦というものはたいてい仲が良く、家庭人間として…

弁天山公園探索記

双眼鏡遊びをやっている友人が鳥観も始めたので、一緒に合志市の弁天山を 探索しました。この弁天山は標高145mくらい。歩道が良く整備されて、 大変登りやすい山です。小生は初めて訪問しましたが、何と雪・・・!? 雨男として名を馳せる小生ですが、よ…

帰ってきたUF7×32で鳥観と星観

賞月観星UF7×32で鳥観て星観た備忘録

ルリビタキとの出会い

お正月で少々なまった脚を慣らしにいつものお山へいきました。広葉樹の葉は どれもすっかり落ちて小枝まで見えるようになり、観察しやすくなりました。 すぐにシロハラがガサゴソやってたり、ヒヨがぴーぴー叫んでいると、ああ、 冬山に来たなあ!と実感しま…