自転車と双眼鏡~鳥観て星観て~

双眼鏡「初心者」が自転車に乗って鳥を観たり、夜は星を観たり。

鳥観の記録

南の島にて

南洋は実に暖か・・いや、暑かった。 2月だというのに気温28度。日差しはもはや夏。 内地では着ぶくれしていた筈が半袖で過ごせるとは。行った先でも鳥観に勤しむ。 キジバト?飾り羽がずいぶんと少ないか。 イソヒヨドリのような綺麗な声で鳴く鳥。必ず夫…

つるかめつるかめ

鶴の優美な佇まいを愛でながら新年を寿ぐ。 中には親子だろうか、夫婦だろうか、仲よく思い思いに餌を摂っているようだ。 この時期はさすがに亀を観ることはないが、縁起が良いものは見飽きない。 眺めることしばし。 新年からいろいろとあるが、このように…

クロツラ来る

潮がガバーッと引いた干潟にポツポツと見える白い影。 干潟に嘴を突っ込みながら頸を左右に振る仕草。見間違うはずもない。 クロツラよ、今年も来たか!何かを捕まえては食べているようだ。 今日はビックりするくらい沖まで引いていた。2kmは引いていたか…

季節はずれの・・・(注意:蛇嫌いの方はリターン推奨)

これをタイプしている今、11月に半袖で過ごせるなんて今まであっただろうか? と云うほどに昨日、今日ととても暖かかった、いや、むしろ暑かった。 朝から、自宅の庭でシジュウカラがつれあいを呼ぶ声がするので、見ると大きな イモムシを咥えていた。はよ取…

状況毎の最適なスコープ倍率とは

今日は開けた場所(海辺等)と見通しのよくない場所(森林)のふたつを 訪れ、それぞれで最適なスコープの倍率を検討してみた。 使用した機材は8倍機がヒノデ8×42-C2、5倍機はサイトロンサファリ 5×21。視野はどちらも50度弱である。 まず海岸にて・・・…

鳥の夫婦の睦まじさ

鳥もつれあいを持ち、よく一緒に過ごしている様子を観察することがある。 身近な所ではうちにやってくるきゅる夫妻が居たが、それだけではない。 キジバトの夫婦も朝ある決まった時間にやってくる。 もう顔なじみになったのか、50cmくらい先まで寄って来る…

アジサシ、今年も営巣をするか

昨年は、とある造成地でコアジサシの営巣に出会うことができた。 過去の日誌を紐解く。そういや、さんざん親鳥から威嚇されたっけ。 saylen249.hatenablog.com さて、今年はどうだろう? まだ、営巣はなされていない様子。確かに時期が少し早い気がする。 砂…

花の季節に

今週のお題「変わった」 気温の高まりとともに花が、葉が一気に芽吹く。 誰か指揮でも取っているのか、本当に不思議と一斉にうごきだす。 藤は酒好き根元に一杯 決まった時期に決まった花が咲く。 若い時はなんにも思わなかったことだが、今になってその不思…

季節の移り変わりを観る

並木もすっかり葉桜となった。入学式に花は間に合わなかった。 自分の時代からは2、3週間は早くなったような気がする。 まだ咲いていた頃 近所の小さな神舎は庭園を思わせるほど手が入っていて、この写真を 撮った3月末は花盛りだった。満開の桜と心地よ…

近い!近い!!

船着き場にて ある船着き場にて乗船間もなくのこと。外がギョワギョワ騒がしい。何事? と思い、外に出て見たら・・・カモメの大群に船を囲まれていた。 乗船客が撒く餌に寄ってきているようだ。 風圧! もはや餌付けされているかのように接近、肉薄してくる…

令和5年の初燕

明け方久しぶりに氷点下となり、ほんの少しだけ冷える。 しかし、昼頃には快晴が広がり、気温も13度まで上昇した。そんな時、 ピチュピチュ、ジュルジュルジュル・・・なじみの声を聴く。声の主は 空を軽やかに舞う燕尾服の持ち主・・ツバメたちだ。2羽だ…

季節限定のレストラン

冬は庭先で野鳥を観る絶好の時期でもある。 この時期、どこかで鳥たちに向けたレストランがこっそり営業される。 メニューは店主の気分次第で変更されている。 この日はしぼりたてみかんジュースと店主のきまぐれ団子。早速来客あり。 キュルちゃん夫婦 3年…

波に千鳥

日本の家紋のひとつに「波に千鳥」紋がある。 波間を翔ぶ千鳥を描いた躍動感あふれる素晴らしいデザインである。 西洋の家紋は家系や兄弟の関係などを現したものが多いと聞くが、日本のものは ほぼ自然をありのまま取り入れたものが多い。 波に千鳥紋 うちの…

シャッターチャンス!

昨夜の雨により、いつもの湖畔は水量が増していた。 水量が少ない時はやや沖の方に屯していたが、増水したことで中島ができ、 鳥がそこに集まってきたことで、いつもよりはだいぶ手前に位置していた。 クロツラの盛り合わせ これでとても観やすくなり、より…

なぜに迫害されるのか

この美しい色彩の小鳥はソウシチョウという。 ソウシチョウ つがいで飼うとお互いを睦まじく呼び合うことからこの名が付いたという。 さえずりも見かけ同様になかなかに美しい。 しかし、この小鳥実は特定外来生物といい、飼養や移植が禁じられている そうだ…

三毛猫なカモ

皆様、あけましておめでとうございます。今年も楽しい鳥達との出会いがありますように・・・ 朝から庭で年明け早々に出していたバードケーキやみかんをすっかり平らげたヤマガラやシジュウカラ、メジロに催促されてやや忙しかった。その後いつものように出勤途…

寒波のクリスマス・イヴ

列島中が凍えている中、朝から湖畔に立つ。 耳が痛くなるほどの冷気の中であっても彼らは平然と佇む。 クロツラ今日は11羽 我々が指を漬けるならば、ものの数分で感覚が無くなるだろう 水温のはずだが、彼らは夜通しそこに居る。 鳥の脚の熱交換機能を見たが…

仲の良い親子

今年も干拓に鶴がやってきた。 やがて雪になろうかという気温の中でも野鳥たちはとても元気だ。 さすがに二輪で鳥を観て回るには少々骨なので、クルマで移動する。 ・・・いた! ナベヅルの親子 ほぼ親と同じくらいの大きさだが、頸が黄褐色なのはおそらく子…

1羽違うのがいます

暫く訳あって自分で外出が出来なかったが、久しぶりに娑婆に出ることができた。 もう「彼ら」がやって来ている頃だろう・・と思ったら、案の定。 もう寝ている?? この日は9羽を確認した。水が引いた澪筋に並んで休んでいるようだ。 足環をした個体がいな…

シロハラ来る

庭木の根元でガサガサ・・シロハラである。 今年もやって来てくれたか! 今日観た鳥:シロハラ、メジロ、ヒヨ、ジョウビタキ♀、ヤマガラ、シジュウカラ、 モズ、キジバト、エナガ、カワラヒワ、ルリビタキ♂、ウグイス、オオバン、 カイツブリ、アビ(にして…

ジョウビタキ来る

家の庭木でチュリチュリ・・と何やら聞き覚えのある声が。 メジロである。冬になったらみかんをあげているので、覚えているのだろう。 そしてご近所の屋根には、秋の使者がいた。 いらっしゃい めすのジョウビタキである。ヒタキの類を見ると一気に秋を感じる…

早起きは三文の徳

台風一過、一気に涼しくなってきたので朝早くから自転車に乗る。 すると、道中の路肩で栗を拾った。 この栗、どういただこうか。 これはくりごはん一回分に丁度いい大きさと量だ。 ポケットに入れてまた走り出す。 やがていつものところで美声が聴こえてくる…

感覚を総動員する

かつてない6月中の梅雨明けにより、一気に真夏日となった。 こうも暑いと折角の可愛い鳥達に逢いに行きづらく・・・とはならない。 暑くとも鳥たちのくらしはあるわけで、こんな日でも彼らは何をしているのか? 近くの造成地に出かけてみる。 素晴らしい快晴!…

アオサギの静と動

昨日の雨で茶色く濁った水が流れ落ちる関で数羽のアオサギを見かけた。 このアオサギ、水面をじいーっと見据えて餌を待っていることが多い。 まずは右向き もっとも、この個体は頸をすっと伸ばしたモデル立ちをしていた。この姿勢で 動かざることしばし・・・そ…

田んぼは見飽きない

田植えが済めば、今度はカエルの声が聞こえ始めた。 カエルだけではない。トンボにウンカにミズスマシ。マツモシムだって水面に ぶら下がって泳いでいるのが見える。虫達も盛んに動いていた。 じきにホウネンエビやカブトエビなど古代を偲ばせる虫達も現れる…

鳥たちのレストラン

田植えが始まった。代掻きから田植えまであっという間に済ませていく。 水が張られた田んぼには、食べ物になる生き物が一気に増えるため、色んな 動物たちの楽園になる。(食ったり食べられたりの関係ではあるが) 鳥たちにとっても、いわば食べ放題のレスト…

カワラヒワのごはん時間

カワラヒワが無心に木の葉をパクついていた。いったい何の木だろう。 ♪この木何の木気になる木(実に名曲) さて、動物はある一定の物しか食べない種も多いのだそう。そこを行くと ニンゲン様の雑食ぶりが改めて際立つ。 何をそんなにパクつくのか このカワ…

造成地のコアジサシその3

観るだけでは飽き足らず、ついにカメラまで引っ張り出し、三度出掛けた。 早朝から群舞が見られ、鳴き声も大いに賑やかである。 パッと観てやはり100羽以上はいると思われる。餌を運ぶ親鳥も多く観る ことができた。 照準合わせが困難 腕が稚拙ゆえに飛び…

造成地のコアジサシその2

造成地でのコアジサシの群舞とシロチドリの親子を観て、また会いたくなり 再び現地を訪れた。 カンカン照りの晴天だったが、青空にコアジサシの白い翼は良く映える。 今日は100羽ほどいただろうか。ほとんどがコアジサシで、シロチドリが 少し混じる程度…

造成地のコアジサシ

新たに造成された土地は一見、何もいないように見えるが、こういう場所こそ 格好の観察ポイントになるかもしれない。 造成地にて 造成地の上空でピュイ!ピュイ!と鳴きかわす声が聴こえたので、見上げると カモメとツバメが合わさったような外見の白い鳥が…