列島中が凍えている中、朝から湖畔に立つ。
耳が痛くなるほどの冷気の中であっても彼らは平然と佇む。
我々が指を漬けるならば、ものの数分で感覚が無くなるだろう
水温のはずだが、彼らは夜通しそこに居る。
鳥の脚の熱交換機能を見たが、外気温度がほとんど身体に影響が
無いような造りになっている。それはすごいものだ。
彼らは何を持たずとも身ひとつで暑さ・寒さを凌ぐ術を備えている。
これが自然の中を生き抜くものの強さか。
湖畔の木々でヒヨの叫び声がけたたましい中、一枝にカワセミがいた。
その嘴は水面を虎視眈々と狙う。微動だにせず、凄まじい集中力だ。
やがて弓から放たれた矢のごとく水面に突入。シャッターチャンス到来!!
・・・ここで、カメラの電池切れ。
不覚!不覚!日頃の「得物」の管理なくば好機もかように逸するのだ・・・。
今日観た鳥:(自宅周辺)メジロ、シジュウカラ、ツグミ、シロハラ、
(湖畔)カワラヒワ、クロツラヘラサギ、コサギ、アオサギ、ハクセキレイ、