自転車と双眼鏡~鳥観て星観て~

双眼鏡「初心者」が自転車に乗って鳥を観たり、夜は星を観たり。

2023-01-01から1年間の記事一覧

星が消えてゆく時間

少々年寄り臭いが早朝出歩くようになった。 ところが驚くほどにいぬを連れていたり、ひとりで黙々と歩くご老人を かなりの数見かける。 そんな中でもあまり歩かずもっぱら空を見上げる。昨日の雨ですっかり 空中のホコリが流されてすっきり見えた。 南にまず…

クロツラ来る

潮がガバーッと引いた干潟にポツポツと見える白い影。 干潟に嘴を突っ込みながら頸を左右に振る仕草。見間違うはずもない。 クロツラよ、今年も来たか!何かを捕まえては食べているようだ。 今日はビックりするくらい沖まで引いていた。2kmは引いていたか…

季節はずれの・・・(注意:蛇嫌いの方はリターン推奨)

これをタイプしている今、11月に半袖で過ごせるなんて今まであっただろうか? と云うほどに昨日、今日ととても暖かかった、いや、むしろ暑かった。 朝から、自宅の庭でシジュウカラがつれあいを呼ぶ声がするので、見ると大きな イモムシを咥えていた。はよ取…

釣りながら観る。観ながら釣る。

「マザーリバー」で糸を垂れる。子供の頃からだと何百回通ったか 分からないほど慣れ親しんだ川だ。 周りには誰も居ない。海とは違い、潮騒がないからとても静かだ。 時折川面をふうっと波をたてて風が吹き抜ける。とても気分が良い。 遠くでツクツクボウシ…

潮が満ちる音

沖の方から 「ぞざざざざざ・・・」 音がしてくる。 滿汐の音だ。 浜辺の海鳥たちもとうにどこかへ去り、だれもいない干潟が 徐々に波の下へ隠れてゆく。 1日に2度づつ月と地球の引力が引き起こす壮大な光景。 私の目の前の海は干満の差が大きいことで知ら…

状況毎の最適なスコープ倍率とは

今日は開けた場所(海辺等)と見通しのよくない場所(森林)のふたつを 訪れ、それぞれで最適なスコープの倍率を検討してみた。 使用した機材は8倍機がヒノデ8×42-C2、5倍機はサイトロンサファリ 5×21。視野はどちらも50度弱である。 まず海岸にて・・・…

鳥の夫婦の睦まじさ

鳥もつれあいを持ち、よく一緒に過ごしている様子を観察することがある。 身近な所ではうちにやってくるきゅる夫妻が居たが、それだけではない。 キジバトの夫婦も朝ある決まった時間にやってくる。 もう顔なじみになったのか、50cmくらい先まで寄って来る…

アジサシ、今年も営巣をするか

昨年は、とある造成地でコアジサシの営巣に出会うことができた。 過去の日誌を紐解く。そういや、さんざん親鳥から威嚇されたっけ。 saylen249.hatenablog.com さて、今年はどうだろう? まだ、営巣はなされていない様子。確かに時期が少し早い気がする。 砂…

花の季節に

今週のお題「変わった」 気温の高まりとともに花が、葉が一気に芽吹く。 誰か指揮でも取っているのか、本当に不思議と一斉にうごきだす。 藤は酒好き根元に一杯 決まった時期に決まった花が咲く。 若い時はなんにも思わなかったことだが、今になってその不思…

季節の移り変わりを観る

並木もすっかり葉桜となった。入学式に花は間に合わなかった。 自分の時代からは2、3週間は早くなったような気がする。 まだ咲いていた頃 近所の小さな神舎は庭園を思わせるほど手が入っていて、この写真を 撮った3月末は花盛りだった。満開の桜と心地よ…

さて、ごはんでも炊いてみようか

昨今のキャンプブームの物凄さには驚くばかりだ。 しかし小生、蚊がこの世で最もキライな生き物なので、屋外でのキャンプは しないと思うが、キャンプ飯は一度体験してみたくはあった。 そんな中、ある所で処分市よろしく投げ売りになっていたメスティンを見…

近い!近い!!

船着き場にて ある船着き場にて乗船間もなくのこと。外がギョワギョワ騒がしい。何事? と思い、外に出て見たら・・・カモメの大群に船を囲まれていた。 乗船客が撒く餌に寄ってきているようだ。 風圧! もはや餌付けされているかのように接近、肉薄してくる…

令和5年の初燕

明け方久しぶりに氷点下となり、ほんの少しだけ冷える。 しかし、昼頃には快晴が広がり、気温も13度まで上昇した。そんな時、 ピチュピチュ、ジュルジュルジュル・・・なじみの声を聴く。声の主は 空を軽やかに舞う燕尾服の持ち主・・ツバメたちだ。2羽だ…

サイトロン サファリ5×21

「初心者」の私が、初心者の貴方にお勧めしたいのがこの品物です。 サイトロン社のサファリ5×21。 簡単なスペックは倍率5倍、視野10.5度、重量220g 軽く、手に収まるサイズ 倍率5倍と聞くと多くの人は「たったのそれだけ?」と思うことでしょう。 多く…

季節限定のレストラン

冬は庭先で野鳥を観る絶好の時期でもある。 この時期、どこかで鳥たちに向けたレストランがこっそり営業される。 メニューは店主の気分次第で変更されている。 この日はしぼりたてみかんジュースと店主のきまぐれ団子。早速来客あり。 キュルちゃん夫婦 3年…

波に千鳥

日本の家紋のひとつに「波に千鳥」紋がある。 波間を翔ぶ千鳥を描いた躍動感あふれる素晴らしいデザインである。 西洋の家紋は家系や兄弟の関係などを現したものが多いと聞くが、日本のものは ほぼ自然をありのまま取り入れたものが多い。 波に千鳥紋 うちの…

シャッターチャンス!

昨夜の雨により、いつもの湖畔は水量が増していた。 水量が少ない時はやや沖の方に屯していたが、増水したことで中島ができ、 鳥がそこに集まってきたことで、いつもよりはだいぶ手前に位置していた。 クロツラの盛り合わせ これでとても観やすくなり、より…

なぜに迫害されるのか

この美しい色彩の小鳥はソウシチョウという。 ソウシチョウ つがいで飼うとお互いを睦まじく呼び合うことからこの名が付いたという。 さえずりも見かけ同様になかなかに美しい。 しかし、この小鳥実は特定外来生物といい、飼養や移植が禁じられている そうだ…

三毛猫なカモ

皆様、あけましておめでとうございます。今年も楽しい鳥達との出会いがありますように・・・ 朝から庭で年明け早々に出していたバードケーキやみかんをすっかり平らげたヤマガラやシジュウカラ、メジロに催促されてやや忙しかった。その後いつものように出勤途…