自転車と双眼鏡~鳥観て星観て~

双眼鏡「初心者」が自転車に乗って鳥を観たり、夜は星を観たり。

さて、ごはんでも炊いてみようか

昨今のキャンプブームの物凄さには驚くばかりだ。

しかし小生、蚊がこの世で最もキライな生き物なので、屋外でのキャンプは

しないと思うが、キャンプ飯は一度体験してみたくはあった。

そんな中、ある所で処分市よろしく投げ売りになっていたメスティンを見掛け

たので何となく購入。スケーターという会社の製造だった。

容量850ml、重量230gくらい。

スケーターのメスティン 

ほのかに浅黒く、何となくそれらしい文言がプレスされ、これで400円台。

容器を軽く洗い、米を1合研ぎ、ほんの少し塩を加え30分ばかり浸水させておく。

ネット社会の便利なところは、誰かが体験記を公表してくれていること。

むかしなら、相応の熟達者を訪ねなければならなかった。

さて、吸水させたら家庭用ガスコンロにかけ、中火と弱火の中間(なべ底に

火が当たるか当たらないか)で15分炊いてみた。

フタが蒸気で押され、せり上がろうとするので、重しに缶コーヒーを置く。

やがて13分頃、蒸気が収まり、缶の中から「チリチリ・・・」という音が聞こえ

始めた。湯がなくなり、炊き上げ直前となったことを示しているようだ。

13分30秒で音がしなくなり、これ以上の加熱はコゲ付きを誘発するだけだろう。

火から外し、タオルで10分ほど蒸らすために包む。

蒸らしが終わったらフタを開けてみる。・・・佳い香りだ。めしの炊きあがった

香りはじつに心が落ちつく。

良い塩梅に炊けたと思う

ひとりで1合飯くらいわけなく食べてしまうので、もう少し炊けた方が良いが、

扱いはこのくらいの大きさが良さそうではある。

バーナーのリング状の跡こそあったが、底の焦げ付きも全くなく、洗うのも実に

簡単だった。収納は弁当箱サイズだから特に場所も取らない。

アルマイト処理された容器

「おうちキャンプ」の良い道具を手に入れることができて、これからが楽しみだ。