これをタイプしている今、11月に半袖で過ごせるなんて今まであっただろうか?
と云うほどに昨日、今日ととても暖かかった、いや、むしろ暑かった。
朝から、自宅の庭でシジュウカラがつれあいを呼ぶ声がするので、見ると大きな
イモムシを咥えていた。はよ取りに来い!といった感じだ。数十パターンあるので
明かに何かの会話をしているのは間違いないだろう。
近くの公園でヒヨが騒ぐ声を聴けば秋なのかな。と思わなくもないが、11月なのか
と思うほどにとにかく暑い。
近くの山にでも行けば少しは涼しいかな・・と思い、久しぶりに出かけた。
ぼけ桜がこのとおり
ところが、山でもヒヨが騒いでいるのはいいとして、桜の梢には花が咲いていた。
すぐ近くでウグイスが囀り、谷渡りまで聴こえた。ああ・・すっかり春だ?
いやいや、目の前をむりやり横切るシロハラに秋なのだと現実に引き戻される。
アケビなんて今の子供は食べるのか?
しばらく登っていくと、メジロやヒタキなど多数見ることができた。
そういや、数年前までいたソウシチョウはとんと見ない。ウグイスの住処を脅かす
だのなんだのお偉いさんは宣うが、それは本当だろうか?このウグイスの大合唱は
一体何なんだろうか。
さらに登ると、ある崖で良いものを見つけることができた。
抜け殻まるっと一匹分
きれいに脱いだ蛇の抜け殻を発見。柔らかさから、脱いでそう時間が経ってはいない
物のようだ。
確保
当然、持って帰るために大切にナイロン袋に納める。その後、何気に崖を見ると、
あちこちに抜け殻があるではないか。
これはかなり小さな個体のもの
細切れで脱ぎ脱ぎ・・
確認できただけで、6匹分を発見できた。脱ぐためにからだを引っ掛けやすい根や
岩の割れ目が沢山あるからだろう。ただ、ここで面白いのは蛇にも個々に性格が
異なることだ。確保したものは几帳面に頭から脱いであったが、ビリビリに破いて
いたり、腹から脱いだものもいて動物であっても個性が見える。種類はシマヘビと
ヒバカリ。ヒラクチは山の中なのでいないだろう。
さあ帰ろう♪
エサになるハゼの実も「豊作」だ。これからもっと涼しくなるとルリビタキなどが
拝めるだろう。帰りにもやはりシロハラにいきなり目の前を横切られる。この妙な
習性はどうにかならんものだろうか。(可愛いので不問とするが)
今日観た鳥:ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨ、ムク、ホオジロ、大中小サギ、カワウ、
カルガモ、カイツブリ、アビ?、アオサギ、ハクセキレイ、カワラヒワ、モズ、
メジロ、ウグイス、ジョウビタキ♂、シロハラ、キジバト、カシラダカ、ミサゴ、
チョウゲンボウ