この美しい色彩の小鳥はソウシチョウという。
つがいで飼うとお互いを睦まじく呼び合うことからこの名が付いたという。
さえずりも見かけ同様になかなかに美しい。
しかし、この小鳥実は特定外来生物といい、飼養や移植が禁じられている
そうだ。つまり元々我が国にはいなかったものだそうで、何でもウグイスの
生存圏を脅かすという事で「日本の侵略的外来種ワースト100」となっている。
しかし、足繁く通うこの山でもソウシチョウを見かけるが、そんなにウグイス
の脅威になっているのだろうか?
調べた訳ではないので根拠はないが、春先には法華経の大合唱で、とても
ウグイス達が彼らに圧倒されているようには感じないが・・・。ひょっとして
ソウシチョウとウグイスで棲み分けをしてはいないだろうか。
まあ、一応えらい人たちがダメだというのだからダメなのだろう。多分。
それにしても彼らは被害者である。人間の都合でどこからか連れて来られて、
やれうるさい、やれどうだと勝手な理由で放逐されてしまい、果ては自然を
荒らすからと迫害される。
彼らを見るに珍しいものを自己満足や他人への承認欲求のためだけに入手し、
不要になったらポイというような情けない行為は厳に慎もうと思った。
今日観た鳥:ソウシチョウ、ウグイス、シジュウカラ、ヤマガラ、コゲラ、
ジョウビタキ♂♀、ヒヨ、メジロ、エナガ、シロハラ、ビンズイ、ノスリ、
ルリビタキ♀、チョウゲンボウ、カワラヒワ、モズ、トビ、クロツラヘラサギ、
コサギ、アオサギ、ハクセキレイ、カチガラス、コガモ、カルガモ、マガモ、