日本の家紋のひとつに「波に千鳥」紋がある。
波間を翔ぶ千鳥を描いた躍動感あふれる素晴らしいデザインである。
西洋の家紋は家系や兄弟の関係などを現したものが多いと聞くが、日本のものは
ほぼ自然をありのまま取り入れたものが多い。
うちの近くでも、この様子を観ることができるのは実に幸いである。
今の時期、海岸に向かうと、それはそれは多くの鳥たちと出会うことができる。
鳥観をしてはいるが、いまだにシギ・チドリについてほとんど見分けることが
できていない。
その前に彼らの警戒心の高さがある。第四匍匐前進でにじり寄ったとしても、
せいぜいが10mくらいまでしか接近できない。気配と何よりも視線に彼らは敏感
である。
汀で索餌をする彼らを何とか写真に納める。
左と中央の白っぽいのはミユビシギか。右のはトウネン?図鑑を見比べたところで
実にあやふや。まだまだである。
沖のノリ支柱ではミサゴが佇んでいた。今日はトビとカモメの類を見ない。
本当に鳥観と釣りはよく似ている。昨日あんなに釣れたのに今日はサッパリ・・・また
その逆もあったりする。要は足繁く通うのが大事であるのだろう。
今日観た鳥:ヤマガラ、シジュウカラ、ホオジロ、メジロ、カチガラス、ヒヨ、
ヒバリ、ムク、キジバト(以上自宅敷地内)
ミユビシギ?、トウネン?、シロチドリ、シギ・チドリ類多数、コサギ、カワウ、
コゲラ、ミサゴ、