かつてない6月中の梅雨明けにより、一気に真夏日となった。
こうも暑いと折角の可愛い鳥達に逢いに行きづらく・・・とはならない。
暑くとも鳥たちのくらしはあるわけで、こんな日でも彼らは何をしているのか?
近くの造成地に出かけてみる。
晴天も晴天・・・6月だというのに日差しが膚を焦がすこの感覚。
敷いたばかりのアスファルトが発する匂いと、海からの匂いがぬるい空気と
共に鼻腔に入り込んでくる。呼吸が少々辛いか。
これだと7、8月は一体どうなるのか?先が思いやられるが、まず観たのは
コアジサシ。もうヒナもおらず、営巣は終わり。数羽が上空を舞うのが見えた。
トビやミサゴは姿を見せず・・・やはり暑いのは嫌なのだろうか。
観るだけではない。耳も全力で動員だ。(小生は聴いた音の方向を探れない)
そんな中、「ヒッヒッヒッヒッヒッ!」と連続した単音が聞こえた。
やはり音の方向が分からない。そこで眼も皿のようにして見張る。見張る・・・。
そしてようやく、杭の上に音の主がいることを見つけた。スズメくらいの大きさ。
明らかにカワラヒワなどではない。見たことがない鳥だ。なんだろうか?
こういう時は、さすがに5倍では少々力足らず。なんちゃってコリメイトを行うが、
あまりよい画像とはいえない。写真に収めて帰ってから調べよう。
それにしてもなんだろう?過眼線と頭頂線が目立つが、頬線はない。腹は白い・・・
ホオジロの出来損ない・・か?
家内の意見はセッカだろうとのことだが、結局分からなかった。
今日観た鳥:コアジサシ、カワラヒワ、ホオジロ、シロチドリ、アオサギ、ヒヨ、
ダイサギ、ツバメ、カチガラス、キジバト、ムク、セグロセキレイ、ハクセキレイ、
イソヒヨドリ♀、ウグイス
使用機材:サイトロン サファリ5×21