造成地でのコアジサシの群舞とシロチドリの親子を観て、また会いたくなり
再び現地を訪れた。
カンカン照りの晴天だったが、青空にコアジサシの白い翼は良く映える。
今日は100羽ほどいただろうか。ほとんどがコアジサシで、シロチドリが
少し混じる程度。
しきりに鳴きかわし、どうも仲間内で何かを喋っているようすにも思える。
それが証拠に、不用意に彼らの巣とおぼしき場所に近づくと頭上を掠め取んで、
キュイ!キュイ!と警告するような鋭い鳴き声を発してくる。
もうひとつの証拠にこんな可愛いものが撮れた。
なんちゃってコリメイトなので、画像がどうにもよくないが、親鳥の頭のすぐ下に
赤ちゃんの顔が見えているのが分かる。翼の下であやしているように見えた。
他にも何羽もコアジサシのヒナを見かけることができた。小魚を裂いて与えたり
くちばしで「よしよし」とヒナをなでるような仕草が見られる。とてもこどもを
大切にする鳥なのだろう。早く大きくなって飛び立つ日が来るよう祈る。
今日観た鳥:コアジサシ、シロチドリ、カモメ、イソヒヨドリ♂、トビ、ミサゴ、
ホオジロ、カワラヒワ、ヒヨ、ウグイス、ヒバリ、イソシギ、アオサギ、コサギ、
使用機材:賞月観星UF7×32WP