やはり我流の探鳥方法では限界があることから、熟達者の指導を受けるのが早道だと
思い立って急遽参加してきました。
ターゲットはコサメビタキ。何でも枝に止まっていながら付近にくる虫をキャッチ
して食べるおもしろい習性があるそうです。
会場の途中、浄行寺交差点でイソヒヨドリのつがいがデュエットしていました。
とても良く響く美しい節回しを聴いて幸先よいスタートになりました。
今回は30名ほどが参加集合し、ビギナーとある程度のウォッチャーに分かれて、
コース別に観てまわりました。
鳥の声を手掛かりに居るだろうという方向を眺め、そこに現れた個体をすかさず観る
方が効率が良いそうです。たしかにキョロキョロしても見つけきれませんから。
キツツキ類は2種いて、アオゲラとコゲラがいるそうで、私はコゲラしか見つけられ
ませんでしたが、集合場所周囲には相当数のアオゲラが居たそうです。
さて、何気に眺めた梢で動くものが!観ると寸足らずのウグイスのような鳥がいます。
尋ねるとビンゴ!これぞコサメビタキ。スズメよりもやや小さい?よく観ると確かに
ヒタキの仲間でジョウビタキのめすとかにも近い感じでした。
おまけにセグロセキレイっぽいやつがいたので、必携本「くまもとの野鳥」を引くと
リュウキュウサンショウクイであることが分かりました。どちらも初観察です。
それと珍しい「蛾」がいました
ヒラヒラと赤い模様を目立たせながら飛ぶ蝶がいたので、葉に止まったところを撮影。
聞けば蝶ではなく、蛾なんだとか・・!とても蛾には見えないキレイな虫です。
しかも、あんまり人をこわがらないのか、むしろ帽子に止まったり、近くを飛んだりで
観察しやすい虫でした。
今日観た鳥:NEW!コサメビタキ、リュウキュウサンショウクイ
イソヒヨドリ、カワウ、トビ、ウグイス、エナガ、カルガモ、コガモ、カワラヒワ、
キジバト、キセキレイ、ハクセキレイ、コゲラ、シジュウカラ、ハシボソガラス、
ハシブトガラス、ヒヨ、ムクドリ、メジロ、ヤマガラ、モズ、ホオジロ